日々ロック

ここは気ままにロックやメタルやⅤ系が好きな管理人が好きなバンドのCDを語り採点していく場所*あくまで個人的な感想なのですべてを鵜呑みにしないこと

FACT

 FACT

謎の能面バンドとして音楽業界を賑わせたFACT

アメリカから逆輸入されたこのアルバムは結成から長い間苦労しながらも活動を

続けてきた彼らのすべてが詰められていると言っても過言ではない!!

また前作のNever Turn Out The Light To Keep Myselfがスラッシュメタルのような

激しいアルバムだったのに対し今回は電子音が盛りだくさんなのも面白いところだ

1曲目のparadoxからさっそく電子音全開であるがドラムの手数が非常に多くシャウトも登場しバンド自体のスタイルは変わっていないので安心する

2曲目のlos angelsはイントロがとにかくわくわくする(笑)自由の国アメリカのワクワク感が存分に感じられる1曲だ!!

3曲目のa fact of lifeは彼らの代表曲であり能面曲である(笑)

イントロから中毒性がハンパじゃない!ハマったら抜け出せない!!

ラストのサビでのツーバス連打などドラムが毎回いい仕事してるなあと思う、ボーカルはエフェクトかかりまくりで好き嫌いが分かれるがうまく電子ロックとして質の高い曲に仕上げてある

4曲目はインストで続く5曲目のrebornは珍しくギターがレギュラーチューニング

らしいのだがそれを感じさせない重い音とリフが印象的

6曲目のpurple eyesは速いリフとシャウトがスラッシーな雰囲気を見せるが

後半ではダンスクラブさながらな展開変わるのがツボ

8曲目はなんと坂本龍一戦場のメリークリスマスのアレンジであり彼ららしい仕上がりになっている

10曲目のsnowは変拍子が印象的なテクニカルな曲でありドラムがすごい(笑)かなり攻めた1曲である

11曲目のstretch my armsはバンド感強い曲であり

イントロのギターのフレーズが印象的である

 どこか泣きそうになる歌メロにギターのピロピロがうまくマッチしている

15曲目のriseは沈んでもまた上るという彼らの強いメッセージが込められた曲である

ドラムの手数がこれまた凄まじく本人も叩く時緊張すると語っている

ラストのエモいシャウトが個人的にすごく好きである

ライブでもラストに演奏されることが多くまさにアルバムの締めにふさわしい曲と言っていいだろう

このFACTというアルバムはメンバーが夢見ていた海外のスタジオでのレコーディング

ということもあり、全楽曲からその意気込みが存分に感じられるクオリティだ!!

意外と有名ではないバンドの方がいい曲を作っていることがあるのでぜひ邦楽バンドを聴き尽したという人にも聴いてみてほしい!

100点満点中:90点

好きな曲:los angels、a fact of life、snow、stretch my arms、rise

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