日々ロック

ここは気ままにロックやメタルやⅤ系が好きな管理人が好きなバンドのCDを語り採点していく場所*あくまで個人的な感想なのですべてを鵜呑みにしないこと

ウツセミ

ウツセミ(初回限定盤)(DVD付)

V系バンドPlastic treeのアルバム
プラは切ない曲が素晴らしいV系バンドであり
そんな彼らのアルバムの中でもウツセミは特に儚い世界観がより色濃く表現されている!
2曲目、表題曲のウツセミがいきなりこのアルバムの儚い世界観に引き込んでくれる名曲
竜太郎の浮遊感のあるボーカルだからこそ伝わる儚さだと思う
プラは歌詞も独特で好きである
3曲目のテトリスはアップテンポの曲である
バラードだけでなくこういうロックな曲もあるのだが竜太郎の声がハマればいい感じになる(笑)
所々のギターのアルペジオが個人的に好きでサビの言葉遊びっぽい歌詞もいい
4曲目のリプレイもプラの中で上位に入る曲だな個人的に
瞬間接着剤の涙とか独特な単語を使うのがいい
ギターが結構鋭いカッティングするところはするし
いいフレーズのアルペジオを弾くところは弾くしメリハリあっていい
5曲目のメルトは重めのサウンドに竜太郎の浮遊感あるボーカルを存分にのせていくプラの得意パターンの曲
楽器が重い音の分サビの裏声が際立ち切なさを感じさせる
6曲目のdummy boxはノリやすくキャッチャーな曲
9曲目の斜陽は珍しく楽器隊が変則的なフレーズから入る曲
ギターが珍しく歪みまくりで浮遊感のあるボーカルと合わさって歪な世界観の曲に仕上がっている
11曲目のバルーンはとにかく切なく儚い
歌詞見ながら聴いたら思わず泣いてしまうだろう
特にCメロからラストにかけての畳み掛けがたまらない(笑)
病んでる時聴いたら泣くなあこれ(笑)
13曲目のアローンアゲイン、ワンダフルワールドも儚い曲
14曲目の記憶行きはピアノ伴奏のバラードになっている
この曲は少し退屈かもしれないが歌詞を聴いていると引き込まれる本当に竜太郎の書く歌詞はいいと思う
この曲を聴きながら田舎の無人駅とかに向かってみたいものだ(笑)
まとめるとウツセミはプラの儚い世界観が凝縮されている!!
V系なのだが音的にはロキノン系となんら変わらないので聴きやすい
海外のメタルバンドとか聴いてる時は歌詞なんてわからないし演奏が聴ければいいのだが
プラは歌詞も合わせてひとつの音楽だ!!
手っ取り早く切ないモードに浸りたい時はプラを聴けばすぐ入り込めるぞ(笑)
100点満点中:92点
お気に入り曲:ウツセミ、テトリス、リプレイ、メルト、バルーン、アローンアゲイン、ワンダフルワールド、記憶行き

ウツセミ(初回限定盤)(DVD付)

ウツセミ(初回限定盤)(DVD付)

Eat Your Words

 

Eat Your Words

邦楽のロックシーンで名をはせたFACTのミニアルバムだ

付属のDVDには2010年のTSUTAYA O-EASTでのライブの映像が収められている

1曲目のthe shadow of envyは単純にかっこいい!!

ギターのスピードにのるリフがいい、またタッピングも少し登場する

またイントロから力強いドラムのサウンドを聴かせてくれる

2曲目のattack me if you dare短い曲だが展開がしっかりしている

Aメロのギターフレーズが印象的

3曲目のerrorは名曲、エモいの一言

和訳の歌詞もよい内容であり切ない感じがたまらない!!

特に大サビのところはたまらない!!

ただシンプルな曲構成だけに演奏隊は結構暇らしい(笑)

4曲目のno hesitationは疾走感のある曲

5曲目のlast moment大サビの部分がエモいなぁという印象

ギターのフレーズが色々出てきて飽きないなあ

ミニアルバムだけあって曲数的には少ないがthe shadow of envyやerrorなど

彼らの人気曲が入っていてFACTが好きならぜひ聴いておきたい1枚

毎回変拍子など取り入れて一筋縄ではいかない曲を作るFACTだが今回はシンプルな曲が多くストレートで聴きやすいと思う

またライブDVDの方もよい出来で見ていて損はない

ボーカルが歌えないことが多いがFACTのよさはライブでの方が発揮されると思うのでぜひ見てみてほしい

100点満点中:78点

お気に入り曲:the shadow of envy、attack me if you dare、error

 

 

Withering to death.

Withering to death.

ヴィジュアル系バンドDIR EN GREYの5枚目になるアルバム

デビュー当時から奇抜な容姿と激しい音楽性から目立っていたがこの頃は特に奇抜さが目立つように思える

音楽性的にはv系の片鱗が見え始めラウド寄りになっている

1曲目のMerciless Cultはリフが好みの曲

2曲目のCは曲名通りわかりやすくノリやすい曲でかっこいいだ!

イントロが前曲からつながっていて流れがいい

3曲目はグロテスクで残虐な内容のPVで海外でも話題になった朔だ!

PVの内容としては少年が両親を殺害するといった内容になっているのだが、メンバーの容姿が奇抜で怖くグロテスクな表現が多々あるので公の場で流れるものは規制がかかっている

曲としての出来も申し分なく間違いなくディルを代表曲する1曲だ!!

4曲目の孤独に死す、故に孤独。は歌詞が印象的

「違うと願うのは後ろ向きの唯一の救いであり」とだい病んだ内容になっている(笑)

5曲目の愛しさは腐敗につきはバラード調の曲である

ディルのバラードはメロディーラインがよくハズレがあまりないと個人的に思う

8曲目のMachiavellismはライブで盛り上がる曲でこのアルバムではCと並んでキャッチーな曲になっている

10曲目のThe Finalは京が自分の今までの人生を歌詞にした曲だ

ボーカルがシャウト少なめできっちり歌っていてラストサビではなかなか高音のメロディーを歌いあげている

THE UNRAVELINGというミニアルバムで後に再録をしているがこの頃の方が断然いい

13曲目の悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱は静かなバラード

この曲もやはりメロディーラインがいい!!感動ものだ!!

また歌詞もよく京の生きることについての考えなどが詰められているように感じる

ディルのバラードのなかでも1、2位を争うほど好きな曲なのだがライブだとサビをオク上で歌いだすのが少し嫌いだったりする(笑)

14曲目の鼓動はPVが朔の続きになっているらしい

内容としては親を殺した少年の妹がレ〇プされて自殺するといったものだ

イントロの打ち込み、ベースのスラップ、ギターソロのワウ、そして京のボーカルのすべて最高の1曲!!

特にcメロの感情をすべて込めたようなシャウトが素晴らしい!!

私がディルにはまったきっかけのような曲で今でも大好きな曲だ!!

Withering to death.が出された頃ディルはメンバー間の仲が非常に危く解散寸前だったらしい

それゆえの病んだ歌詞や京のライブでの自傷行為などがディルの個性をまた1つ引き出してくれたのかもしれない

他のバンドにはない唯一無二のディルのスタイルは中毒性が非常に高く一度ハマったら抜け出せないだろう

私は最初ディルが怖くて嫌いだったが今となってはライブに足を運ぼうとまでしている(まだ行ってない)

鼓動やファイナルから聴くと入りやすいかなと思う(笑)

 

100点満点中:89点

お気に入りの曲:Merciless Cult、C、朔、The Final、悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱、鼓動

 

HEART

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51mGAHjkLHL._SX425_.jpg


L'Arc~en~Cielの全盛期に出された4thアルバム
今回のアルバムは退廃的な世界観のアルバムになっていて数多くの名曲が収録されている
1曲目のLORELEYはさっそく世界観が素晴らしい曲だ
hydeが珍しくサックスを披露することが印象的
個人的にはベースラインがとても好み
2曲目のwinter fallはラルクの曲でも人気曲のひとつ
透明感あるアルペジオやシンセが冬の雰囲気を感じさせる
またドラムがユキヒロに変わったことにより細かいフレーズが増えたように感じる
歌詞もいいしhydeの歌唱もいいなあ、この頃のhydeは歌唱法が不安定でよく音外したりヒヤヒヤするがそれがよかったりする(笑)3曲目のSingin' in the Rainはジャズテイストの1曲
4曲目のShout at the Devilは激しい曲であり音源は1発撮りされたものらしい!!
それだけあって勢いを感じさせる出来である!
ライブで盛り上がる曲でマイクスタンド投げたりとやりたい放題やったりする(笑)
5曲目の虹はバンド名が名付けられた1曲
バンド名のラルクアンシエルはフランス語で虹という意味なのだ!

色々あって(省略)活動休止になり、復帰後第一弾シングルにもなったこの虹
唯一メンバー3人でのリリース、虹は7色、そしてラルクにとって第7弾シングルと色々重なりすぎて鳥肌が立つ(笑)毎回ほぼライブの締めで演奏され、また復活ライブ(リンカネ)では最初と最後と2回演奏されたりとメンバーにとってもかけがえない曲だ!!
イントロのアルペジオが美しい…イギリスでアコギ買ったkenの頭の中に突然浮かんだらしい(笑)
歌詞もどこか意味深な部分が多々あり辞めたメンバーへの思いだとか自分たちの復帰への思いなど様々な解釈ができる
とにかくラルクがこの曲で再生できた!それだけで私は満足!(笑)
7曲目Promised landはロックな1曲!また退廃的な空気を感じさせてくれる!
8曲名fateはベースラインが動きまくる!!
ギターのフレーズも好きだし音作りがうまいよねえ
そんなこの曲はなぜかライブでやる頻度がアルバム曲の中でもかなりおおい
メンバーお気に入りの1曲ということなのだろうか(笑)
10曲目のあなたは感動系バラードメーカーのリーダーtetsu作曲でありこの曲もやはり感動的なバラードに仕上がっている!
歌詞はhydeがおばあちゃんに宛てたものだとかなんとか…詳しいことはわからないが
今回のHEARTはアルバムを通しての世界観や曲単位のクオリティーがラルクのアルバムの中でも非常に高い!!
メンバー脱退という悲劇を乗り越えさらなる進化を遂げたL'Arc~en~Ciel
どん底から返り咲き見事に名盤を生み出してくれたことをただただ感謝したい

100点満点中:92点
お気に入り曲:LORELEY、winter fall、Shout at the Devil、虹、Promised land、fate、あなた

Beyond The End Of Despair…

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ジャパニーズメタルを代表するメタルバンドGALNERYUSことガルネリの名盤3rdアルバム
パワーメタル全開のこのアルバムは前ボーカル山Bのいた頃のアルバムとしては
個人的に最高の出来でありクサい曲が盛りだくさんである(笑)
2曲目のShriek Of The Vengeanceから怒涛のクササを聴かせてくれる!(笑)
歌詞の一部がマサオイズバーニンハーに聴こえることでファンには人気の曲であり山Bの漢クサい歌唱が光る
演奏もプログレチックな要素を間奏やギターソロの随所で見せてくれて歓喜である(笑)
このパワーメタル+プログレッシブメタルがガルネリの強みだと感じさせてくれる!!
3曲目Raid Againは疾走チューンになっておりドラムの疾走感がたまらない
それだけでなく歌メロもいい、文句ナシの1曲だ
4曲目Shiverは打って変わってミドルテンポになり退屈すると思いきや
Syuが怒涛の泣きのギターソロを奏でてくれる!!気持ちよさそうな顔でギターを弾く姿が目に浮かぶなあ(笑)
5曲目Point Of No Returnは紛れもなく彼らの代表曲の1つだ!!
歌メロギターベースドラムキーボード全部好きだ!
キーボードのYUHKI作曲でありクラシックの要素も感じられネオクラ好きなら気に入ること間違いないだろう!
7曲目のHeavy Curseはミドルテンポで全体的に音が重い印象でありギターはphをたくさん聴かせてくれる
パワーメタル感の強い楽曲だ!アウトロのキーボードがいい
8曲目Vanishing Hopeはまた疾走感あるイントロから始まる曲だがテンポが随所で変わるため飽きさせない
ドラムの変拍子フレーズがいいなあ
サビはとてもキャッチーでありメタル知らない人にも勧めやすいかも(笑)
10曲名のMy Last Farewellは切なさを感じる1曲でありサビの歌メロが最高である
Coming to the new word but I can't see the your smile
と歌詞までなぜか切ない、でも好きだ!(笑)
11曲目のBraving FlagはガルネリのFlagシリーズの1つでありFlagシリーズにハズレはない!!(笑)言うまでもなくこの曲も素晴らしい曲だ!
私が初めてガルネリ聴いたのもこの曲だったなぁ…しみじみ
イントロから最高でバンドの一体感が存分に感じられる
この曲は後のボーカル小野さんよりも山Bが合ってるなあ
この漢クサいクサメタルが最高だ!!

この3rdアルバムにハズレ曲はほぼ存在しない!!
アルバム通して存分にクサメタルで楽しませてくれる
一般受けやメジャー感は今のガルネリの方がすごいが
楽曲のクオリティ自体はこの頃の方が今より高いと私は感じる!!
小野さん加入以降のガルネリしか知らない人には是非聴いてもらいたい1枚だ!!
100点満点中:95点
お気に入り曲:ほぼ全て

Tierra

Tierra

国民的ロックバンドL'Arc~en~Cielのメジャー1stアルバム

1曲目のIn the Airはタイトルのような浮遊感、透明感に満ちた楽曲だ!

2曲目のAll DeadはV系っぽい歌詞が印象的な曲(笑)

ギターソロが好みでkenの引き出しの多さが感じ取れる

3曲目のblameはサビまでアコギで静かな印象がサビで一気に盛り上がりを見せる

tetsu作曲ということもありベースが聴きごたえある曲であり、ギターソロ後にギターが消えボーカル、ベース、ドラムだけになる部分が最高である

4曲目のWind of Goldは一見ジャズバーで流れているような渋い1曲

5曲目のBlurry Eyesはのちにシングルカットされておりライブでも頻繁に演奏されているあたりからメンバーにとって思い出の1曲なのだろう

6曲目のInner Coreはドラムのsakuraが作曲した曲であり激しい曲になっている!

ギターやベースの歪みがかった音が特徴的でありhydeの張り上げた声も今と比べるとだいぶ若いなあ(笑)歌唱的には今の方が断然うまいのだがやはり昔のhybeの声は格別にいい!!

8曲目の風の行方はこのアルバム1の泣き曲!ラルクの切ない曲はいいなあ

hydeのこういった曲の歌い方が個人的に大好きで大好きで(笑)

やっぱりラルクにおいてhydeの功績はでかいよなあ

10曲目のWhite Feathersは初期の曲でしかもアルバム曲ながら15周年のライブの際の

ファンによる人気投票で3位に入ったほどの隠れ人気曲である

コーラスが印象的でありサビの浮遊感という点では1曲目のIn the Airとなにかつながりがあるのだろうか

L'Arc~en~CielのメジャーデビューアルバムであったTerraだが

個人的に近年のアルバムよりも渋い内容だったように感じる

ラルク知らない人にはあまり勧められないかなあといった印象を受けた

ただblameや風の行方、White Feathersなどツブぞろいではあるので

聴いてみてほしい1枚ではある

100点満点中:75点

お気に入りの曲:All Dead、blame、風の行方、White Feathers

 

Tierra

 

FACT

 FACT

謎の能面バンドとして音楽業界を賑わせたFACT

アメリカから逆輸入されたこのアルバムは結成から長い間苦労しながらも活動を

続けてきた彼らのすべてが詰められていると言っても過言ではない!!

また前作のNever Turn Out The Light To Keep Myselfがスラッシュメタルのような

激しいアルバムだったのに対し今回は電子音が盛りだくさんなのも面白いところだ

1曲目のparadoxからさっそく電子音全開であるがドラムの手数が非常に多くシャウトも登場しバンド自体のスタイルは変わっていないので安心する

2曲目のlos angelsはイントロがとにかくわくわくする(笑)自由の国アメリカのワクワク感が存分に感じられる1曲だ!!

3曲目のa fact of lifeは彼らの代表曲であり能面曲である(笑)

イントロから中毒性がハンパじゃない!ハマったら抜け出せない!!

ラストのサビでのツーバス連打などドラムが毎回いい仕事してるなあと思う、ボーカルはエフェクトかかりまくりで好き嫌いが分かれるがうまく電子ロックとして質の高い曲に仕上げてある

4曲目はインストで続く5曲目のrebornは珍しくギターがレギュラーチューニング

らしいのだがそれを感じさせない重い音とリフが印象的

6曲目のpurple eyesは速いリフとシャウトがスラッシーな雰囲気を見せるが

後半ではダンスクラブさながらな展開変わるのがツボ

8曲目はなんと坂本龍一戦場のメリークリスマスのアレンジであり彼ららしい仕上がりになっている

10曲目のsnowは変拍子が印象的なテクニカルな曲でありドラムがすごい(笑)かなり攻めた1曲である

11曲目のstretch my armsはバンド感強い曲であり

イントロのギターのフレーズが印象的である

 どこか泣きそうになる歌メロにギターのピロピロがうまくマッチしている

15曲目のriseは沈んでもまた上るという彼らの強いメッセージが込められた曲である

ドラムの手数がこれまた凄まじく本人も叩く時緊張すると語っている

ラストのエモいシャウトが個人的にすごく好きである

ライブでもラストに演奏されることが多くまさにアルバムの締めにふさわしい曲と言っていいだろう

このFACTというアルバムはメンバーが夢見ていた海外のスタジオでのレコーディング

ということもあり、全楽曲からその意気込みが存分に感じられるクオリティだ!!

意外と有名ではないバンドの方がいい曲を作っていることがあるのでぜひ邦楽バンドを聴き尽したという人にも聴いてみてほしい!

100点満点中:90点

好きな曲:los angels、a fact of life、snow、stretch my arms、rise

FACT